登山を1回試してみたいけれど、続けるか分からないのに登山靴やレインウェアに何万円も払うのは気が進まない。
登山のレンタルがあると聞いたものの、どこで借りて、いくらかかって、何が借りられるのかが分からずにいませんか?
この記事では、登山のレンタルの仕組み、借りられる物と借りられない物、料金の目安と安く借りるコツ、宅配レンタルと店舗・現地レンタルの違い、買うより得な人と損する人の見分け方、申し込みから返却までの流れを解説します。
読み終えるころには、自分がレンタルを使うべきかが判断でき、初回の登山を装備の出費を抑えて始められます。
登山のレンタルは「靴・ザック・レインウェアのセット」を数千円で借りられる。続けるか分からない人に向く

登山のレンタルは、登山靴・ザック・レインウェアの3種の神器をセットで数千円から借りられるサービスで、「1〜2回登ってみて続けるか決めたい」人にもっとも向いています。
宅配で自宅に届くサービスと、登山用品店や富士山・屋久島のような観光地の現地で借りるサービスがあります。
一方で、3回以上登ることが決まっている人は、レンタル料の合計が購入額に近づくので、買ったほうが得になります。
「試す」ためのレンタルと割り切るのが、うまい使い方です。

| レンタルの形 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 宅配レンタル | そらのした・やまどうぐレンタル屋など | 自宅に届く。サイズを選べる。前もって予約が要る |
| 登山用品店の店舗レンタル | 一部の登山用品店 | 店で試着して借りられる。店舗が近い人向け |
| 現地レンタル | 富士山の登山口・屋久島・観光地の山 | 手ぶらで行ける。品数と在庫は限られる |
| ツアー付帯のレンタル | 旅行会社・ガイド会社のツアー | ツアー料金に含まれることがある |
登山のレンタルで借りられる物・借りられない物

借りられる物:3種の神器・ポール・防寒着・テント一式
宅配レンタルでは、登山靴・ザック・レインウェアのほか、トレッキングポール、防寒着、ヘッドライト、テント・シュラフ・マットといった泊まりの装備まで借りられます。
サイズは事前に申告し、靴は足のサイズを測って申し込みます。
借りられない物・借りないほうがいい物:靴下・インナー・帽子
肌に直接触れる靴下やインナー、帽子はレンタルの対象外か、自分で用意することが前提です。
靴下は登山用の厚手の物を自分で買っておくと、レンタルの靴のサイズも合わせやすくなります。

レンタルとあわせて自分で用意する物
水・行動食・昼食・地図アプリ・モバイルバッテリー・救急セット・ゴミ袋は自分で用意します。
持ち物の全体像は登山の持ち物まとめの記事にまとめています。
料金の目安と、安く借りるコツ

3種の神器のセットで数千円から
宅配レンタルの3種の神器セットは、1泊2日〜2泊3日で数千円から1万円前後が目安です。
単品なら、登山靴やレインウェアがそれぞれ数千円程度です。
送料が別にかかるか、返送料が含まれるかはサービスによって違うので、申し込み前に確認します。
料金は変わるので、最新の金額は各サービスのサイトで確認してください。
安く借りるコツ:セットで借りる・早めに予約・連泊で割安
単品を3つ借りるよりセットのほうが安く、繁忙期(夏の富士山シーズンや連休)は早めに予約しないと在庫がなくなります。
連泊の料金が割安に設定されているサービスもあるので、2回続けて登る予定なら、まとめて借りるほうが安くなります。

「安い」だけで選ばない:サイズ展開と手入れの状態
料金の安さだけで選ぶと、靴のサイズ展開が少なかったり、手入れが行き届いていなかったりすることがあります。
自社でクリーニングしているか、サイズ交換に対応しているかを、サイトの説明で確認します。
買うより得な人・損する人

得な人:1〜2回試したい・年に1回だけ・泊まり装備を試したい
登山を続けるか分からない人、富士山や屋久島のように年に1回だけ登る人、テント泊を1度試してみたい人は、レンタルのほうが確実に得です。
買って使わなくなるリスクがありません。
損する人:年に3回以上登る・低山で長く続ける
年に3回以上登るなら、レンタル料の合計が数万円になり、購入額に近づきます。
低山の日帰りを長く続けるつもりの人は、最初からレンタルではなく、専門店で自分の物を買ったほうが安くなります。
「レンタルで試して、合う型を買う」のがいちばん賢い
レンタルで1〜2回登ると、自分に合う靴の形やザックの容量が分かるので、そのあとで買うと失敗しません。
レンタルを「試着の延長」として使うのが、費用と後悔をもっとも減らす使い方です。
申し込みから返却までの流れ

1. 登山日の1〜2週間前に予約する
宅配レンタルは、登山日の数日前に届くように予約します。
繁忙期は在庫がなくなるので、2週間以上前が安心です。
靴は足のサイズ(cm)と足幅を申告します。
2. 届いたら試着し、合わなければ交換を相談する
届いたら登山用の靴下を履いて試着し、つま先とかかとの当たりを確かめます。
サイズが合わなければ、出発前に交換できるかをサービスに相談します。
3. 使ってそのまま返却。汚れは軽く落とす
多くのサービスは「使ったまま返却OK」で、クリーニングは業者側が行います。
泥が付いた靴は軽く落とし、レインウェアは乾かしてから、同梱の伝票で返送します。
4. 現地レンタルは当日の受け取り時間に注意
富士山の登山口や屋久島の現地レンタルは、受け取りと返却の時間が決まっています。
登山の出発時刻に間に合うか、下山後に返却できるかを、予約時に確認します。
よくある質問

登山のレンタルはいくらくらいですか?
3種の神器のセットで数千円から1万円前後、単品で数千円程度が目安です。
送料の扱いはサービスによって違います。
最新の料金は各サイトで確認してください。
登山のレンタルで安いのはどこですか?
セットで借りる・早めに予約する・連泊で借りるのが安く済ませるコツです。
安さだけでなく、サイズ展開と手入れの状態も見て選んでください。
新宿など都内で登山用品をレンタルできる店はありますか?
一部の登山用品店で店舗レンタルを行っていることがあります。
店舗によって扱いが違うので、行く前に公式サイトで確認してください。
宅配レンタルなら自宅に届きます。
富士山や屋久島は現地でレンタルできますか?
できます。
富士山の登山口周辺や屋久島にはレンタルショップがあり、ツアーにレンタルが含まれることもあります。
繁忙期は事前予約が確実です。
レンタルの靴は履き慣らしていなくても大丈夫ですか?
レンタルの靴は使い込まれていて硬くないことが多いですが、届いたら家で履いて足に当たる場所がないか確かめてください。
絆創膏とテーピングは必ず持ちます。
レンタルと購入はどちらが得ですか?
1〜2回なら レンタル、年に3回以上なら購入が得です。
レンタルで試してから合う物を買うのがいちばん無駄がありません。
トレッキング用品もレンタルできますか?
できます。
トレッキングシューズやポールも同じサービスで借りられます。
屋久島の縄文杉トレッキングでは現地レンタルが定番です。
道具を買う前に試したいなら、宅配レンタルのやまどうぐレンタル屋
を見てみてください。自宅に届くのでサイズを選べます。前もって予約が要るので、山行の日が決まったら早めに申し込んでおきましょう。
料金や借りられる物・作品の数は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認してください。
まとめ:1〜2回試すならレンタル、年3回以上なら購入

登山のレンタルの使い方を逆引きでまとめます。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 続けるか分からない | 宅配レンタルで3種の神器をセットで借りる |
| 年に1回だけ(富士山・屋久島) | 現地レンタルかツアー付帯のレンタル |
| 年に3回以上登る | 専門店で購入。レンタルで試してから買う |
| 安く借りたい | セット・早めの予約・連泊。サイズ展開と手入れも確認 |
| 自分で用意する物 | 靴下・インナー・帽子・水・食料・地図アプリ・救急セット |
借りられる物の中身と料金の考え方は、登山用品のレンタルで借りられる物をまとめた記事で扱います。
買うときの選び方は登山用品の選び方の記事で扱っています。

