登山用品店が開いている登山学校に興味はあるけれど、好日山荘と石井スポーツのどちらの登山学校を選べばいいのか、そもそも何が学べて、どう申し込めばいいのかが分からずにいませんか?
この記事では、登山学校を好日山荘と石井スポーツの2つを軸に、共通する仕組み、学べる講座の種類、それぞれの特徴と選び方、申し込みの流れ、参加前の準備を解説します。
読み終えるころには、自分の目的と住んでいる地域に合った登山学校が決まり、最初に受ける講座を選べるようになります。
登山学校は好日山荘も石井スポーツも「机上講座+実技講座」が基本。近い店舗と受けたい講座で選ぶ

好日山荘と石井スポーツの登山学校は、どちらも店舗で学ぶ机上講座と、近郊の山で歩く実技講座の2本立てで、初心者が受ける内容に大きな差はありません。
選び方は「自宅や職場から通いやすい店舗があるか」「受けたい講座がその時期に開かれているか」の2点で決めるのが現実的です。
どちらも登山用品店が運営しているので、装備の選び方や使い方を店員や講師に直接見てもらえるのが、ガイド会社や自治体の講座にはない利点です。

| 項目 | 好日山荘登山学校 | 石井スポーツ登山学校 |
|---|---|---|
| 形式 | 机上講座(店舗)+実技講座(山) | 机上講習会(店舗)+実技講習(山) |
| 講師 | 山岳ガイド・スタッフ | 山岳ガイド・スタッフ |
| 初心者向け | 装備・歩き方・地図の基礎講座と低山の実技 | 入門講座と低山の実技 |
| 費用 | 講座ごとに設定(机上は数千円、実技はガイド料込み) | 同様。講座ごとに設定 |
| 申し込み | 公式サイトまたは店舗 | 公式サイトまたは店舗 |
費用や開催日程は講座ごとに違い、年によっても変わります。
この記事では仕組みと選び方を扱い、最新の講座と料金は各社の公式ページで確認してください。
登山用品店の登山学校で学べること

机上講座:装備・地図・計画・安全の基礎
店舗の一角や会議室で行う講座で、登山靴やザックの選び方、レイヤリング(重ね着)の考え方、地図とコンパスの読み方、コースタイムからの計画の立て方、天気の見方、遭難を防ぐ考え方などを1〜2時間で学びます。
店舗で開かれるので、講座のあとにそのまま売り場で装備を相談できるのが、登山用品店ならではの流れです。
実技講座:低山で歩き方と装備の使い方を体で覚える
山岳ガイドやスタッフと一緒に近郊の山を歩き、疲れにくい歩き方、休憩の取り方、レインウェアを着るタイミング、ザックの背負い方を実際に直してもらいます。
初心者向けは往復3〜4時間の低山が中心で、少人数制です。
ステップアップ講座:テント泊・雪山・岩場
基礎講座のあとには、テント泊の装備と設営、雪山の歩き方とアイゼンの使い方、岩場の通過など、段階を上げた講座が用意されています。
基礎から順に受けていけば、無理なく経験を積めます。
好日山荘登山学校の特徴

店舗数が多く、関西・全国に展開
好日山荘は全国に店舗があり、特に関西を中心に登山学校の講座が多く開かれています。
住んでいる地域に店舗があれば、机上講座に通いやすく、実技講座も近郊の山で開かれます。
初心者向けの基礎講座が充実
「はじめての登山」のような入門講座から、地図読み、ステップアップの実技まで、初心者が順に受けられる構成になっています。
女性向けの講座や、シニア向けにペースをゆっくりにした講座が開かれることもあります。

会員向けの案内がある
店舗の会員になると、講座の案内やイベント情報が届きます。
講座を継続して受けるつもりなら、最初に会員登録しておくと申し込みがスムーズです。
石井スポーツ登山学校の特徴

関東を中心に、都市部の店舗で開講
石井スポーツは関東を中心に都市部に店舗があり、登山学校の机上講習会も店舗を会場に開かれます。
首都圏に住んでいる人は、仕事帰りに通える店舗が見つかりやすいのが利点です。
ガイドと連携した実技講習
実技講習は山岳ガイドが同行し、低山の入門講習から、テント泊や雪山まで段階的に用意されています。
装備を店舗でそろえてから講習に参加する、という流れが作りやすい構成です。
装備の相談と講座を一体で受けやすい
登山用品店の登山学校に共通する利点ですが、講座で学んだ内容をもとに、その場で装備を相談して買いそろえられます。
講師やスタッフに自分の靴やザックを見てもらえるので、独学より失敗が減ります。
どちらを選ぶかの決め方と、申し込みの流れ

1. 通いやすい店舗があるほうを選ぶ
机上講座は店舗で開かれるので、自宅や職場から通いやすい店舗がある会社を選ぶのが最初の基準です。
関西なら好日山荘の店舗が多く、首都圏なら石井スポーツの店舗が見つかりやすい傾向があります。
ただし両社とも全国に店舗があるので、近くの店舗で講座が開かれているかを確認してください。

2. 受けたい講座がその時期にあるほうを選ぶ
講座は季節ごとに開かれる内容が変わります。
春〜秋は入門と低山の実技、冬は雪山講習が中心です。
自分が受けたい講座が、行きたい時期に開かれているかを公式ページで確認してから選んでください。
3. 装備をこれから買うなら、買う店の登山学校が便利
登山靴やザックをこれからそろえるなら、買う予定の店の登山学校に通うのが、講座と装備の相談が一体になっていちばん無駄がありません。
同じ店で受ければ、買う予定の店の登山学校に通うと、講座と装備の相談が同じ店員で完結します。
すでに装備を持っている人は、講座の内容だけで選んで構いません。
申し込みの流れ
- 公式サイトの登山学校のページで、地域と日程の講座を探す
- 机上講座を先に受けるか、机上と実技のセットを申し込む
- 実技講座は定員が小さいので、1〜2か月前に申し込む
- 当日は登山靴・ザック・レインウェアを自分で用意して参加する
よくある質問

好日山荘と石井スポーツの登山学校はどちらがいいですか?
内容に大きな差はなく、通いやすい店舗があるほうと、受けたい講座がその時期にあるほうで選んでください。
装備をこれから買うなら、買う店の登山学校が便利です。
登山学校の費用はいくらくらいですか?
講座ごとに設定され、机上講座は数千円、ガイドが付く実技講座はガイド料込みで1日1万円前後が目安です。
最新の料金は各社の公式ページで確認してください。
初心者でも参加できますか?
できます。
「はじめての登山」「入門」と書かれた机上講座と、低山の実技講座から始めてください。
少人数制なので質問もしやすい環境です。
装備を持っていなくても参加できますか?
机上講座は持っていなくても参加できます。
実技講座は登山靴・ザック・レインウェアが必要なので、講座の前に店舗で相談してそろえるか、レンタル付きの講座を探してください。
会員にならないと受けられませんか?
講座によって違いますが、多くは一般でも申し込めます。
継続して受けるなら会員登録しておくと案内が届いて便利です。
登山学校を受ければ一人で登れるようになりますか?
入門の机上講座と低山の実技講座を受ければ、往復3〜4時間の低山を自分で計画して登れる知識がそろいます。
あとは回数を重ねて慣れていきます。
ガイド会社の講習との違いは何ですか?
登山用品店の登山学校は装備の相談と一体で受けられるのが利点で、ガイド会社の講習は技術を段階的に深く学べるのが利点です。
登山教室全体の種類は登山教室の選び方の記事で扱っています。
まとめ:通いやすい店舗と、受けたい講座の時期で選ぶ

登山学校の選び方を逆引きでまとめます。
| 状況 | 選び方 |
|---|---|
| 関西に住んでいる | 好日山荘の店舗が多く、講座も見つかりやすい |
| 首都圏に住んでいる | 石井スポーツの店舗が都市部にあり、仕事帰りに通いやすい |
| 装備をこれから買う | 買う店の登山学校で、講座と装備の相談を一体で |
| 受けたい講座が決まっている | その講座が行きたい時期に開かれているほうを公式ページで確認 |
| 初心者 | 入門の机上講座+低山の実技講座から。1〜2か月前に申し込む |
登山学校で基礎を学んだあとの山の選び方は、登山初心者向けの記事にまとめています。
