メレルのトレッキングシューズが気になっているけれど、「モアブとカメレオンは何が違うのか」「街でよく見るブランドだけど本格的な登山に使えるのか」「滑るという評判は本当か」と、買う前に評判と選び方を確かめたくなっていませんか?
この記事では、メレルのトレッキングシューズの選び方を、メレルの靴の特徴と評判、主なシリーズ(モアブ・カメレオン・スピード系・ローグ系)の違いと用途、初心者が最初に選ぶ1足、サイズと幅の選び方、「滑る」という評判の真相、他ブランドとの比較、手入れと買い替えの順に解説します。
読み終えるころには、メレルのどのシリーズが自分の登山に合うかが分かり、評判に振り回されずに1足を選べるようになります。
メレルのトレッキングシューズは「街でも山でも使える軽さとデザイン」が強み。初心者はモアブのミドルカット・防水から

メレルのトレッキングシューズは、軽くて足入れが柔らかく、街でもそのまま履けるデザインが強みで、初心者の最初の1足は定番シリーズ「モアブ」のミドルカットでゴアテックスなどの防水透湿モデルを、専門店で登山用の靴下を履いて試し履きして選ぶのが最も失敗しない選び方です。
整備された低山の日帰りから中級の山まで対応でき、ハイカットで硬い泊まり・岩稜向けのシリーズもあります。
メレルはアメリカのブランドで、日本でも登山用品店だけでなく街の靴店でも扱われるほど普及しています。
トレッキングシューズ全般の選び方はトレッキングシューズの基本の記事で扱っているので、この記事は「メレルで何をどう選ぶか」に絞ります。

| シリーズ(目安) | カット・硬さ | 向く山・用途 | 初心者向きか |
|---|---|---|---|
| モアブ | ロー〜ミドル・柔らかめ〜中 | 低山の日帰り〜中級。定番 | ◎ 最初の1足 |
| カメレオン | ロー〜ミドル・柔らかめ | 低山・キャンプ・フェス・街 | ○ 兼用したい人 |
| スピード系(軽量モデル) | ロー〜ミドル・軽量 | 軽装の低山・速く歩く | △ 荷物が軽い人 |
| ローグ系(本格モデル) | ハイカット・硬め | 泊まり・岩稜 | × 経験者向け |
シリーズ名・モデル名・価格は変わることがあるので、購入前にメレルの公式サイトか店舗で最新の物を確認してください。
メレルの靴の特徴と評判

軽さと柔らかい足入れ:最初から履きやすい
メレルの靴は、履いた瞬間から柔らかく足になじみ、硬い登山靴のような履き慣らしの期間が短いのが特徴です。
ミドルカットでも片足400g台と軽く、長時間歩いても疲れにくいと評判です。
デザイン:街でも履ける。兼用したい人に選ばれる
アウトドアらしさとカジュアルさの中間のデザインで、登山靴を街でも履きたい人に最も選ばれるブランドの1つです。
色展開も広く、メンズ・レディースともに選ぶ楽しみがあります。

ソール:ビブラムソール採用モデルが多く、乾いた岩と土に強い
多くのモデルでビブラムのソールを採用し、乾いた岩や土の道でのグリップは評判がよくなっています。
濡れた岩や木道では、モデルによって滑りやすいという声もあり、後述の「滑る」の真相につながります。
気になる評判:幅が広めで、細い足には合いにくい。耐久性はやや短め
メレルは幅がやや広めの木型で、幅広の足には合いやすい一方、細い足の人は足が中で動くことがあります。
またソールとアッパーの耐久性は、本格的な登山靴ブランドより短めで、毎週登る人は2〜3年で買い替えになることがあります。
シリーズ別の違いと、初心者が最初に選ぶ1足

モアブ:迷ったらこれ。ミドルカット・防水が定番
モアブはメレルの最も売れているトレッキングシューズで、ローカットとミドルカット、防水と非防水、メンズとレディースがそろっています。
初心者の最初の1足は、モアブのミドルカットで防水透湿モデルにすると、低山の日帰りから中級まで対応できます。
カメレオン:兼用向け。キャンプやフェスにも
カメレオンは、モアブよりカジュアルなデザインで、キャンプやフェス、街との兼用に向いています。
整備された低山なら十分ですが、岩場や急な下りの多い山ではモアブのほうが安心です。

スピード系:軽量で速く歩く人向け。荷物が重い人には向かない
軽量化を優先したシリーズで、荷物の軽い日帰りを速く歩く人に向いています。
ソールが柔らかめなので、荷物が重い人や岩場の多い山では足裏が疲れます。
ローグ系:泊まり・岩稜向けのハイカット
ハイカットで硬めのソールを備えた本格モデルで、山小屋泊やテント泊、岩稜に向いています。
日帰りの低山から始める初心者には重すぎるので、2足目以降の候補です。
最初の1足:モアブのミドルカット・防水透湿。専門店で試し履き
整備された低山の日帰りから始める人は、モアブのミドルカットで防水透湿モデルを、専門店で登山用の厚手の靴下を履いて試し履きします。
つま先に指1本分の余裕があり、かかとが浮かず、傾斜台の下りでつま先が当たらない物を選びます。
サイズと幅、「滑る」の真相、他ブランドとの比較、手入れ

サイズ:普段の靴と同じか0.5cm大きめ。幅広の足に合いやすい
メレルは幅がやや広めなので、幅広の足の人は普段の靴と同じか0.5cm大きめで合うことが多く、細い足の人は靴紐をしっかり締めるかインソールで調整します。
メレルは幅広の木型なので、細い足の人は足が中で動いて靴擦れになりやすく、試し履きでかかとの浮きを必ず確かめてください。
「滑る」の真相:濡れた岩と木道で、モデルによって滑りやすい
「メレルは滑る」という評判は、濡れた岩や木道、濡れた木の根で、一部のモデルのソールが滑りやすいことから来ています。
乾いた道では問題なく、ビブラムソールのモデルは改善されています。
雨の多い日本の低山で使うなら、ソールの溝が深くパターンがはっきりしたモデルを選び、濡れた岩では歩幅を小さくします。
キャラバン・モンベルとの比較:足型と価格は日本ブランド、デザインと軽さはメレル
日本人の足型への合いやすさと価格はキャラバンやモンベルが有利で、街と兼用できるデザインと足入れの柔らかさはメレルが有利です。
幅広の足ならメレルも合いやすいので、試し履きで比べます。
手入れと買い替え
メレルの靴は、帰宅後に泥をブラシで落として中敷きを外し、風通しのよい日陰で乾かし、乾いたら撥水スプレーをかける手入れを毎回すると、防水と見た目が長持ちします。
ソールの溝が浅くなったら濡れた岩でさらに滑りやすくなるので、早めに買い替えます。
よくある質問

メレルのトレッキングシューズの評判はどうですか?
軽い、足入れが柔らかい、街でも履ける、幅広の足に合う、という評判が多いです。
細い足には合いにくい、濡れた岩で滑りやすいモデルがある、耐久性はやや短め、という点は注意です。
メレルのトレッキングシューズでおすすめのシリーズは?
初心者はモアブのミドルカット・防水透湿モデルです。
兼用したいならカメレオン、泊まりや岩稜ならローグ系のハイカットです。
メレルのトレッキングブーツで本格的な登山はできますか?
ローグ系のようなハイカットで硬めのモデルなら、泊まりや岩稜に対応できます。
モアブやカメレオンは低山〜中級の日帰りまでと考えます。
メレルは滑るというのは本当ですか?
濡れた岩や木道で、一部のモデルが滑りやすいのは事実です。
乾いた道では問題なく、ビブラムソールのモデルは改善されています。
溝の深いモデルを選び、濡れた岩では歩幅を小さくします。
メレルのサイズ感は?
幅がやや広めなので、幅広の足は普段と同じか0.5cm大きめで合うことが多いです。
細い足は靴紐とインソールで調整し、かかとの浮きを試し履きで確かめます。
メレルとモンベルのトレッキングシューズはどちらがいいですか?
デザインと足入れの柔らかさ、街との兼用ならメレル、日本人の足型への合いやすさと価格、濡れた岩でのグリップならモンベルです。
試し履きで足に合うほうを選びます。
メレルのトレッキングシューズは普段履きに使えますか?
使えます。
街でも履けるデザインが強みですが、街で履くとソールが減るので、登山用と分けるほうが長持ちします。
まとめ:モアブのミドルカット・防水から。幅広の足に合いやすく、細い足はかかとの浮きを確認。濡れた岩は歩幅を小さく

メレルのトレッキングシューズの選び方を、知りたいことから逆引きでまとめます。
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 特徴 | 軽さ・柔らかい足入れ・街でも履けるデザイン・幅広めの木型 |
| 初心者の1足 | モアブのミドルカット・防水透湿 |
| シリーズ | モアブ=定番、カメレオン=兼用、スピード系=軽量、ローグ系=泊まり・岩稜 |
| 注意 | 細い足には合いにくい・濡れた岩で滑りやすいモデルがある・耐久性はやや短め |
| 手入れ | 泥を落として陰干し・撥水スプレー。溝が浅くなったら早めに買い替え |
トレッキングシューズ全般はトレッキングシューズの基本の記事に、レディースはレディースのトレッキングシューズの記事に、モンベルとの比較はモンベルのトレッキングシューズの記事にまとめています。

