登山用品のレンタルを使ってみたいけれど、セットには何が入っていて、単品だと何が借りられるのか、料金はどこまで含まれているのか、届いた物が合わなかったらどうなるのかが分からず、申し込みに踏み切れずにいませんか?
この記事では、登山用品のレンタルで借りられる物をカテゴリごとに整理し、セットの中身と単品の違い、料金の目安と含まれる物・含まれない物、サイズの選び方と合わなかったときの対応、レンタルに向く装備と自分で買ったほうがいい装備を解説します。
読み終えるころには、自分の登山に必要な物をレンタルと購入に切り分けられ、申し込みの内容が具体的に決まります。
登山用品のレンタルで借りられるのは「3種の神器・安全装備・防寒着・泊まり装備」。肌に触れる物は自分で

登山用品のレンタルで借りられるのは、登山靴・ザック・レインウェアの3種の神器、トレッキングポールやヘッドライトの安全装備、フリースやダウンの防寒着、テント・シュラフ・マット・バーナーの泊まり装備までで、靴下・インナー・帽子のように肌に直接触れる物は自分で用意するのが基本です。
「登山グッズ レンタル」「登山道具 レンタル」「登山セット レンタル」「登山装備 レンタル」「登山アイテム レンタル」「トレッキング用品 レンタル」と検索の言葉はさまざまですが、指しているサービスは同じです。
料金は、3種の神器のセットで数千円から1万円前後、単品で数千円程度が目安です。
宅配レンタルは送料や返送料の扱いがサービスによって違うので、「合計いくらか」で比べます。
レンタルの仕組み全体は登山レンタルの使い方の記事で扱っているので、この記事は「何が借りられて、いくらか」に絞ります。

| カテゴリ | 借りられる物 | 自分で用意する物 |
|---|---|---|
| 3種の神器 | 登山靴・ザック・レインウェア上下 | 登山用靴下 |
| 安全装備 | トレッキングポール・ヘッドライト・ゲイター・チェーンスパイク | 救急セット・地図アプリ・モバイルバッテリー |
| ウェア | フリース・ダウン・防寒着・手袋 | Tシャツ・インナー・パンツ・帽子 |
| 泊まり装備 | テント・シュラフ・マット・バーナー・クッカー | 食料・水・燃料(サービスによる) |
| 子ども用 | 子ども用の靴・レインウェア・ザック | — |
セットの中身と、単品との違い

初心者向けセット:登山靴+ザック+レインウェア
もっとも多く借りられているのが、3種の神器の「初心者セット」です。
単品を3つ借りるより安く、サイズを申告すれば一式が届きます。
日帰りの低山なら、このセットに自分の靴下・服・小物を足せば装備は完成します。
富士山セット・屋久島セット:防寒着やポールが加わる
富士山向けのセットには、防寒着やヘッドライト、トレッキングポールが加わり、屋久島向けにはレインウェアと防水の靴が重視されるなど、山に合わせた組み合わせが用意されています。
行く山が決まっているなら、その山向けのセットを選ぶと抜けがありません。

テント泊セット:テント・シュラフ・マット・バーナー
テント泊を1度試してみたい人向けに、テント一式とシュラフ・マット、バーナー・クッカーのセットがあります。
買うと10万円以上かかる装備を1回数千円〜1万円台で試せるので、テント泊が自分に合うかを確かめる使い方に向いています。
単品:手持ちの物を補う
すでに靴とザックを持っていてレインウェアだけ足りない、雪の山に行くのでチェーンスパイクだけ借りたい、という場合は単品で借ります。
単品の料金は数千円程度で、セットより割高になるので、3つ以上借りるならセットを検討します。
料金の目安と、含まれる物・含まれない物

3種の神器セットで数千円〜1万円前後。単品は数千円
宅配レンタルの3種の神器セットは、1泊2日〜2泊3日で数千円から1万円前後が目安です。
登山セットのレンタルとしてはこれが基準で、登山装備をまとめて借りたい人の多くがこの形を選びます。
テント泊セットは1万円台になることが多く、単品はそれぞれ数千円程度です。
料金は年やサービスで変わるので、最新の金額は各サービスのサイトで確認してください。
含まれる物:クリーニング代、使ったままの返却
多くのサービスは、返却後のクリーニングを業者側が行うので、使ったままの返却で構いません。
料金にはこのクリーニング代が含まれています。

含まれない物:送料・返送料・延長料金・破損時の弁償
送料が別か往復込みか、返却が遅れたときの延長料金がいくらか、破損や紛失のときの弁償の上限はいくらかは、サービスによって違います。
「セット料金」だけでなく、送料と延長料金を足した合計で比べてください。
連泊割引と早期予約
連泊の料金が割安に設定されているサービスもあり、2回続けて登るならまとめて借りるほうが安くなります。
繁忙期は在庫がなくなるので、2週間以上前に予約します。
サイズの選び方と、合わなかったときの対応

靴は足のサイズと足幅を測って申告する
登山靴は、普段の靴のサイズより0.5〜1cm大きい物を選ぶのが一般的です。
申し込み時に、足の長さ(cm)と足幅を測って申告し、届いたら登山用の靴下を履いて試着します。
つま先に余裕があり、かかとが浮かなければ問題ありません。
ザックは身長、レインウェアは普段の服のサイズで
ザックは身長(背面の長さ)で、レインウェアは普段の服のサイズにザックを背負う余裕を見て選びます。
迷ったらワンサイズ上にすると、重ね着しても動きやすくなります。
合わなかったら出発前に交換を相談する
届いた物が合わなければ、出発前にサービスに連絡して交換できるかを相談します。
交換に対応しているか、その場合の送料は誰が負担するかを、申し込み前に確認しておくと安心です。
レンタルに向く物・自分で買ったほうがいい物
3種の神器と泊まり装備は「試す」目的でレンタルに向きます。
一方で、登山用靴下は自分で買っておくと靴のサイズ合わせに使え、ヘッドライトは数千円で買えて毎回使うので、購入したほうが結果的に安くなります。
装備の買い方は登山用品の選び方の記事で扱っています。
よくある質問

登山用品のレンタルで何が借りられますか?
登山靴・ザック・レインウェアの3種の神器、トレッキングポール・ヘッドライトなどの安全装備、防寒着、テント・シュラフ・バーナーなどの泊まり装備、子ども用の装備まで借りられます。
靴下・インナー・帽子は自分で用意します。
登山用品のレンタルの料金はいくらですか?
3種の神器のセットで数千円〜1万円前後、テント泊セットで1万円台、単品で数千円程度が目安です。
送料や延長料金を足した合計で比べてください。
登山グッズのレンタルはセットと単品どちらが得ですか?
3つ以上借りるならセットが得です。
手持ちの物を1〜2点補うだけなら単品にします。
登山靴のサイズはどう選べばいいですか?
足の長さと足幅を測って申告し、普段より0.5〜1cm大きめが目安です。
届いたら登山用の靴下を履いて試着し、合わなければ出発前に交換を相談します。
登山用品のレンタルは汚れたまま返してもいいですか?
多くのサービスは使ったままの返却で構いません。
泥は軽く落とし、レインウェアは乾かしてから返送すると丁寧です。
登山用品のレンタルで富士山向けのセットはありますか?
あります。
防寒着やヘッドライト、ポールが加わった富士山向けのセットや、屋久島向けのセットを用意しているサービスがあります。
登山用品のレンタルはどこで申し込めますか?
宅配レンタルのサービスの公式サイトから申し込みます。
一部の登山用品店や、富士山・屋久島の現地のレンタルショップでも借りられます。
道具を買う前に試したいなら、宅配レンタルのやまどうぐレンタル屋
を見てみてください。自宅に届くのでサイズを選べます。前もって予約が要るので、山行の日が決まったら早めに申し込んでおきましょう。
料金や借りられる物・作品の数は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認してください。
まとめ:3種の神器と泊まり装備はレンタル、靴下とライトは自分で

登山用品のレンタルで借りる物を逆引きでまとめます。
| 目的 | 借りる物 | 自分で用意する物 |
|---|---|---|
| 初めての日帰り | 初心者セット(靴・ザック・レインウェア) | 靴下・服・帽子・水・食料・救急セット |
| 富士山・屋久島 | 山向けのセット(防寒着・ライト・ポール込み) | 靴下・インナー・行動食 |
| テント泊を試す | テント泊セット(テント・シュラフ・マット・バーナー) | 食料・水・燃料の確認 |
| 手持ちを補う | レインウェア・ポール・チェーンスパイクなど単品 | — |
レンタルと購入のどちらが得かの判断は登山レンタルの使い方の記事に、一式を買う場合の費用は登山道具を一式そろえる記事にまとめています。
